男性が顎痩せするには?原因別に対処方法を解説

男性が顎痩せするには?原因別に対処方法を解説 ダイエット

二重顎や顎のたるみに悩んでいる男性も少なくありません。

顎がたるんでしまう原因は人によって異なるため、原因に合わせた方法で対処することが重要です。

この記事では、顎痩せしたいと考えている男性向けに、原因別の対処方法を解説していきます。

男性が二重顎になる原因

男性が二重顎になる原因

二重顎や顎のたるみの主な原因として以下の3つが挙げられます。

  • 皮下脂肪
  • 筋肉の衰え
  • むくみ

それぞれの原因について解説します。

皮下脂肪

皮下脂肪が増えると、二重顎になる原因になります。

身体で消費するエネルギー量よりも高カロリーな食事を続けていると、脂肪が増えていきます。

若いころは顎がすっきりしていたのに、年を重ねるにつれて顎がたるんできたという方もいるのではないでしょうか。

加齢によって基礎代謝が低下すると、若いころと同じように食事していても脂肪が増える可能性があります。

皮下脂肪が原因で二重顎になっている場合は、生活習慣を見直す必要があります。

筋肉の衰え

筋肉の衰えが原因で、下顎がたるんでしまうこともあります。

下顎の中には、舌を動かすための筋肉があります。

筋肉は放っておくと年齢とともに衰えていくため、意識して動かさなければなりません。

舌を動かす筋肉が衰えてくると、顎がたるんでくる原因に。

二重顎の原因が筋肉の衰えである場合は、舌を動かすトレーニングを始めましょう。

むくみ

リンパの流れが原因で顔がむくんで、顎がたるんでしまうこともあります。

姿勢が悪いと、顎のつけ根や鎖骨付近のリンパの流れが悪くなります。

また、アルコールや塩分の摂り過ぎでむくんでしまうことも。

スマホを長時間使用するなど、同じ姿勢のまま過ごしていると、リンパの流れが滞ってしまう原因になります。

むくみが原因で顎がたるんでいる場合は、姿勢を正したり、マッサージしたりするなど、リンパの流れをスムーズにすることが大切です。

顎の脂肪だけを落とすには?

顎の脂肪だけを落とすには?

「顎の脂肪だけ落とした」と考えている方もいるのではないでしょうか。

運動やカロリー管理などのダイエットで、部分痩せすることはできません。

ダイエットでは最初に内臓脂肪が減少し、次に末端部分の皮下脂肪、最後にお腹周りの脂肪が減少していくというのが通説です。

部分痩せにこだわるのであれば、美容整形外科へ相談したほうがよいでしょう。

脂肪を落として顎痩せする方法

脂肪を落として顎痩せする方法

脂肪が原因で二重顎になっている場合は、ダイエットで脂肪を落としましょう。

食事管理と運動を組み合わせると効果的にダイエットできます。

男性向けのダイエット方法を解説しましょう。

食事内容を調整する

日常的にカロリーの高い食事を摂っていると、脂肪が増える原因になります。

脂肪を落とすには、食事のカロリーを適度な水準になるようコントロールすることが重要です。

特に若いころから食事内容が変わっていないという方は注意が必要です。

先述のとおり、年齢とともに基礎代謝は低下します。

基礎代謝が低下すると、食事で摂取したエネルギーが余りやすくなるため、食事内容を調整しなければなりません。

有酸素運動を継続する

有酸素運動には、脂肪を燃焼させる効果があります。

1度の有酸素運動で効果を実感するのは難しいですが、運動を習慣化することで少しずつ脂肪が減っていきます。

一般的に有酸素運動は20分以上継続しなければ、あまり効果がないとされていますが、連続で30分運動した場合と10分×3回運動した場合の効果に違いはなかったとする調査もあります。※

仕事の都合でまとまった運動時間を確保できない方は、スキマ時間を活用するなどして、少しずつ身体を動かすとよいでしょう。

筋トレを組み合わせる

有酸素運動に筋トレを組み合わせると、ダイエットを効率化できます。

筋肉量が増えれば基礎代謝も向上し、脂肪が燃えやすく、脂肪がつきにくい身体になります。

筋トレで基礎代謝を高めながら、有酸素運動に取り組めば効果的に脂肪を減らせるでしょう。

筋肉を増やしたい場合は、食事の内容も大切です。

タンパク質を多めに摂るよう心がけましょう。

顔の筋肉を鍛えて顎のたるみを解消する方法

顔の筋肉を鍛えて顎のたるみを解消する方法

あまり筋肉が使われていない顔の筋肉は、徐々に衰えていきます。

顎のたるみを解消するには、意識して動かす必要があります。

顔の筋肉を鍛えるトレーニングをご紹介しましょう。

舌を回すトレーニング

舌を回して筋肉を鍛えるトレーニングをご紹介します。

【舌を回すトレーニング】

  1. 口を閉じた状態で唇に沿って舌先を回す
  2. 15回ほど回す
  3. 反対回りで同じ回数舌先を回す

舌を回す回数は目安です。

刺激が足りない場合は、回数を増やすとよいでしょう。

舌を突き出すトレーニング

舌を出した状態で動かすトレーニングもおすすめです。

【舌を突き出すトレーニング】

  1. 顔を上に向けて首を伸ばす
  2. 舌を上に突き出す
  3. 舌を20回ほど左右に動かす

できるだけ舌を突き出して大きく動かしましょう。

頬のトレーニング

口角を持ち上げる頬のトレーニングをご紹介します。

【頬のトレーニング】

  1. 横にした割りばしを前歯でくわえる
  2. 口角を割りばしより上に持ち上げる
  3. 口角を上げた状態をしばらく維持する
  4. ゆっくり口角を下げて①の状態にもどる

口角を上げるとき・下げるときはゆっくり動かします。

口角を上げた状態をキープする時間は30秒が目安です。

男性の顎のむくみを解消する方法

男性の顎のむくみを解消する方法

顎のむくみを解消したい男性のおすすめのマッサージをご紹介します。

顎のつけ根のマッサージ

顎の関節をマッサージする方法は以下のとおりです。

【顎のつけ根のマッサージ】

  1. 左右の顎の関節に人差し指~薬指を当てる
  2. 指で軽く押しながら円を描くようにマッサージする

顎の関節は耳の横付近にあります。

関節の位置が分かりにくい場合は、口を開けると関節が動いて見つけやすくなります。

鎖骨のリンパ節のマッサージ

鎖骨付近のリンパ節をマッサージする方法をご紹介します。

【鎖骨のリンパ節のマッサージ】

  1. 鎖骨の手前側に指を当てる
  2. 指で押しながら徐々に外側に指を移動する
  3. 反対側の鎖骨も同じ要領でマッサージする

重点的にマッサージしたい部分がある場合は、指で押さえたままで、首を左右や上下に動かしましょう。

原因に合わせた対処法で顎痩せを目指そう!

原因に合わせた対処法で顎痩せを目指そう!

男性が二重顎になる原因や対処方法を解説しました。

記事のポイントをまとめると以下のようになります。

まとめ
  • 筋肉の衰えや脂肪、むくみが原因で顎がたるむ
  • 脂肪が原因の二重顎は食事管理と運動で解消
  • 筋肉の衰えが原因の場合は、顔の筋肉を動かすトレーニングで解消
  • むくみが原因の場合は、マッサージでリンパの流れをよくする

顎がたるんでしまう原因によって、対処方法も異なります。

原因に合わせた対処法で顎痩せを目指しましょう。

参考

※ 内臓脂肪減少のための運動 e-ヘルスネット 厚生労働省