足を細くしたいと考えている男性も多いのではないでしょうか。
足が太くなる原因は、脂肪や体質、むくみなど、人によって異なります。
そのため、足を細くするには、原因に合わせた方法で対処することが重要です。
この記事では、男性の足の足を細くする方法を5つご紹介します。
足が太くなる原因や細くするために意識したい部位も解説していきます。
Contents
男性の足が太くなる原因は?
男性の足が太くなる原因として以下の3つが挙げられます。
- 足の脂肪の増加
- 体質の影響
- 血行不良・水分代謝の低下
足が太くなる原因によって、対処方法も変わってきます。
まずは、男性の足が太くなる原因を知っておきましょう。
足の脂肪の増加
足の脂肪が増えると、足が太く見える原因になります。
身体の脂肪は大きく内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。
足につく脂肪は皮下脂肪です。
内臓脂肪は比較的容易に落とせますが、皮下脂肪を落とすにはある程度ダイエットを続けなければなりません。
足の脂肪が増える主な原因は以下の3つです。
【男性の脚の脂肪が増える原因】
- 運動不足
- 食事バランスの乱れ
- 体質
日常的に高カロリーな食事を食べているとカロリー過多になり、脂肪が蓄積されていきます。
結果的に足にも脂肪がつき太くなってしまうのです。
また、運動不足も足の脂肪の増加につながる要因の一つです。
身体を動かす習慣がない場合、エネルギー消費が減少するため脂肪が増えやすくなります。
脂肪が原因で足が太くなっている場合、生活習慣を見直すことで細くすることができるでしょう。
体質の影響
人によって体質が違うため、脂肪のつきやすさや筋肉の増えやすさも異なります。
体質は、遺伝的要因や年齢、性別など、さまざま要素に左右されます。
例えば、遺伝的に筋肉がつきやすい体質の男性の場合、筋肉によって足が太く見えることもあるでしょう。
また、脂肪が増えやすい体質だった場合、足の脂肪が増えて太くなるというケースもあるでしょう。
特に食事のカロリーをまったく管理していない場合や運動不足の場合、足に余分な脂肪が溜まりやすくなると考えられます。
ただし、体質的に足が太くなりやすい男性であっても、努力次第で足を細くすることは不可能ではありません。
自身の体質を把握し、適切な方法をとることが重要です。
血行不良・水分代謝の低下
ふくらはぎの筋肉は、血液を心臓に戻すポンプとしても役割を担っています。
しかし、長時間同じ姿勢で過ごしていると、ふくらはぎの筋肉の働きが弱くなり、血液をうまく送り出せずに、足がむくんで太くなってしまうことがあります。
長時間の立ち仕事やデスクワークが多い方は注意が必要です。
運動不足による筋力の低下が、ふくらはぎのポンプとしての機能を低下させる原因になることもあります。
また、身体の冷えやエアコンのきいた室内で過ごしていると、水分代謝が低下して足がむくむことも。
足に溜まった水分によって血管が圧迫されると、さらに血行が悪くなってしまいます。
そのほか、極端なダイエットによる栄養不足や塩分・アルコールの摂り過ぎによって、足がむくんでしまうこともあります。
上記の原因は、生活習慣と深く関わっています。
生活習慣を改善して血行を改善すれば、むくみを解消できるでしょう。
足を細くするために意識すべき部位
足を細くするためとはいえ、闇雲に脂肪を減らしたり、トレーニングを控えればよいというわけでもありません。
足を細くし過ぎてもアンバランスなスタイルになってしまいます。
足を細くするのであれば、太ももとふくらはぎのバランスを意識する必要があります。
太もも
太ももは足の中でも脂肪がつきやすい部位です。
加えて、太ももは大腿四頭筋と呼ばれる足の中でも特に大きな筋肉が存在する部位でもあります。
大腿四頭筋が発達すると、太ももが太く見えます。
足の見た目に与える影響も大きいので、足を細くしたいと考えているのであれば、もっとも意識すべき部位といえるでしょう。
ふくらはぎ
ふくらはぎには、腓腹筋やヒラメ筋と呼ばれる比較的大きな筋肉があります。
適度なトレーニングで鍛えることで、ふくらはぎを引き締めることができます。
一方で、トレーニングマシンを使用したハードなトレーニングによって筋肉がつき過ぎてしまうことも。
足のスタイルを重視するのであれば、太ももとのバランスを考慮しながらトレーニングした方がよいでしょう。
男性の足を細くする5つの方法
脂肪が原因で足が太くなっている場合は、通常のダイエットと同じようにトレーニングと食事管理で脂肪を減らしましょう。
ただし、足の脂肪を優先的に減らせるわけではありません。
ダイエットを始めた直後は、内臓脂肪から減少していきます。
皮下脂肪が減少し始めるのはその後です。
脂肪を落として足を細くするには、ある程度ダイエットを継続する必要があります。
筋肉で足が太くなっている場合は、トレーニングの内容を見直しましょう。
【脂肪を減らす方法】有酸素運動で脂肪を燃焼
有酸素運動とは負荷が軽く、長時間継続可能な運動のことです。
ジョギングやウォーキング、縄跳びなどが有酸素運動に該当します。
有酸素運動では、身体に蓄えられた脂肪から筋肉を動かすためのエネルギーを作り出します。
そのため、有酸素運動を継続すると身体の脂肪が減少することに。
脂肪によって足が太くなっている男性は、有酸素運動に取り組むとよいでしょう。
【脂肪を減らす方法】筋トレで脂肪が燃えやすい身体をつくる
有酸素運動と併せて筋トレを取り入れると、効果的に脂肪を燃やせます。
生命維持に消費されるエネルギーは基礎代謝と呼ばれています。
基礎代謝は安静状態でも消費されるエネルギーです。
基礎代謝を高めると脂肪が燃えやすくなります。
また、基礎代謝の約20%は骨格筋によって消費されるため、筋肉を増やせば脂肪が燃えやすい身体に。
脂肪が原因で足が太くなっている方は、筋トレも取り入れましょう。
ただし、やみくもに筋トレするだけでは、なかなか筋肉は増えません。
具体的な筋トレの方法については、関連記事をご覧ください。
効率的に筋肉を増やしたい方は、プロのトレーナーによるサポートを受けることをおすすめします。
パーソナルジムを利用すれば、トレーナーが1対1でトレーニングをサポートしてくれます。
本格的にトレーニングしたい方は、入会を検討してみるとよいでしょう。
【脂肪を減らす方法】食事管理でカロリーをコントロール
有酸素運動や筋トレに取り組んでいても、高カロリーな食事を続けているといつまで経っても脂肪は減りません。
脂肪を減らすには、食事を管理してカロリーをコントロールしなければなりません。
特に糖質の摂り過ぎには注意しましょう。
ただし、極端に食事を減らすのは禁物です。
カロリーを抑えつつ、必要な栄養はしっかり摂ることが大切です。
適切な摂取カロリーは、基礎代謝や活動量によって変化します。
そのため、自身が1日にどの程度のカロリーを消費しているのかを把握した上で、食事のカロリーを決める必要があります。
ダイエット時の摂取カロリーに決め方については、関連記事をご覧ください。
【筋肉がついた足をスリム化する方法】負荷の高い筋トレを避ける
使われなくなった筋肉は放っておけば徐々に減少するため、足のトレーニングを控えれば足の筋肉も減少します。
しかし、スタイルの良い足を手に入れるには、適度に鍛えて引き締める必要があります。
筋肉が増え過ぎて足が太くなっている場合は、トレーニングマシンなどを使った負荷の高い筋トレを減らして、自重トレーニング中心のメニューに切り替えるとよいでしょう。
【むくみを解消する方法】ストレッチ・マッサージで足の血行を促進
血行が悪くなったり、水分が溜まると、足の脂肪や筋肉がそれほど多くない人でも、むくみによって太く見えることがあります。
特に足は心臓から離れた位置にあるため、血行不良になりやすい部位です。
むくみが原因で足が太くなっている場合は、ストレッチやマッサージで血行を促進しましょう。
特にふくらはぎは第2の心臓と呼ばれるほど、重要な役割を担っています。
デスクワークや立ち仕事で、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方は、時々ふくらはぎを揉むなどして筋肉をほぐしましょう。
足をしばらく動かすだけでも、血行の改善が期待できます。
長時間座って過ごすことが多い場合は、たまに立ったり、歩いたりするのもおすすめです。
足を細くするなら適度な運動と食事管理を心がけよう
男性の足を細くする5つの方法をご紹介しました。
記事のポイントをまとめると以下のようになります。
- 脂肪や体質、血行不良などで足が太くなる
- 脂肪が原因の場合は、有酸素運動と筋トレ、食事管理を組み合わせる
- 筋肉の増え過ぎが原因の場合は、負荷の高い筋トレは避ける
- ストレッチやマッサージで血行を改善する
脂肪が原因で足が太くなっている場合、通常のダイエットと同じように食事管理と運動が必要です。
また、足の脂肪を優先的に落とせるわけではないので、根気強くダイエットを続けることが重要です。
足を細くしたい男性は、適度な食事管理と運動を心がけましょう。